つい・・・




最近こんこんと説教する事を止めるようにEiji-chanに言われた。




小学校五年生の息子。


身長が県平均よりも9cmも高い。


もう奥-chanと変わらない。


時折見せる大人びた表情、なまいきな口調、一人前の態度。


ナノデ


つい 大人相手みたいに 理屈を振りかざしてしまった。


つまり 母親が子供を教え諭すというスタイル。


すると


息子は ただ うな垂れて聞いていた。


そのうち あらぬ方に顔を向けた。


視線が宙をさまよう。


一種の挙動不審状態。


そして


最後に一言「頭がクラクラする」と呟いた。


???????


一瞬ムカッとした『人の話などきいてなかったのか』


???????


でも


よく顔を見ると


『僕はマダマタお子ちゃまなんだぞぉー!!』




目が涙でにじんでいた。




ベッドに入った。


ようやく眠った。


Eiji-chanも子供達と一緒に寝入ってしまったと思っていた。




ポツンと声がした。「子供にしてはいけない説教だ」


Eiji-chanが言った。「子供にこんこんと説教してはいけない」




感情より倫理優先にしないこと


理路整然と言い聞かせようとしてはいけない




近頃読んだ本にも書いてあった。


自分の気持ちを整理してうまく話せないことに、もっともストレスを抱えているのは


親ではなく、まだ幼い香織ちゃん自身のはずです。(途中略)


そんな彼女(子供)の気持ちを両親ともにまったく理解しないで、


自分たち大人の常識を、無造作かつ無神経に幼い子どもに強要してしまっています。


(「虐待」は愛からおこる富田富士也著に書いてあった)




そういえば


「善悪で怒るな!!」




あれほど心していたのに


つい・・・




あぁ〜あ、腹へってたのかなぁ〜!


許してたもれ


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