泥棒と遊ぶ ainoでホームアローン




今度上の息子はピカピカの一年生(小学校入学)


どうせ田舎暮らし 折角だから山村留学




"かもしか温泉"に近い鮎河という村でボロ家を借りた


家賃8000円礼金敷金無し


床がぬけそうだったのでリフォームやりたい放題


直ちに改造


土壁と天井をぶち抜いて畳をはがして山小屋風に




それから


一家で単身?赴任生活


必要なものだけ持ってainoとボロ家を行ったり来たり




そしたら


ainoが留守の夜 ウコッケイが六羽盗まれた


昼は放し飼い&夜は鶏小屋


ウコッケイ=中国の鶏=卵が美味


4〜5日後


またしてもainoが留守の夜 ウコッケイが二羽盗まれた


ついでに外側からつっかえ棒がしてあっただけのainoの裏口の引き戸に気付き侵入


積んであった着物を物色した形跡あり


(着物を一枚丸めて放り出してあった)


けど


つっかえ棒は外したまま几帳面に裏口の引き戸は閉めて帰った




何年も前に潰れた貸し衣装屋のお下がりの着物が積んであったのに


暗くて宝物に見えたのか




なんと


勘違いした几帳面な泥棒はその後三夜連続ainoに侵入を試みたのだった






以下はEiji-chanの好防&泥棒の痕跡




〈第一夜〉


Eiji-chanの好防その一


向かいと隣りに状況報告及び前夜の情報を入手


情報分析の結果




昨夜午前一時半頃


我が家の犬どもは留守宅の敷地内に侵入者&侵入車があるとけたたましく吠え立てる


Eiji-chanが育てた犬は何故かみんなとても賢い


(Eiji-chanの居る時はピクリとも吠えないのに)


けど


Eiji-chanの作業場と縁の下で放し飼いの番犬は


零下だったから作業場で身を寄せ合ってサボってた?


ウコッケイがバタバタ「知らんぷり」


泥棒ainoに侵入「まぁ、いいかぁ(寒いしぃ‥)」


着物を物色「さすがに黙ってられへん」


ワンワンワンワンワンワンワンワンワンワン


泥棒はビックリしてアタフタ退散?


Eiji-chanの好防その二


警察に通報して夜間パトロールの要請


警官とEiji-chanの一致した意見「番犬がうるさいからもう来ないだろう」


けど


念のために


Eiji-chanの好防その三


前夜侵入された裏の引き戸の内側に厳重な鍵の取り付けた




泥棒の痕跡


第一夜の11時半頃




犬ともがけたたましく吠えだした


向かいの夫婦が起きだしてainoの見える窓を開けると


男の影がaino裏口のほうから走り逃げだしたのを確認


(ただちに警察に通報してくれた)


侵入失敗




翌朝


Eiji-chanが言った


「ビクビク怖がらずに泥棒と遊ぼう」


「不景気で失業でもして泥棒も生活大変やねん」




〈第二夜〉


Eiji-chanの好防


もともと裏の窓と柵の間に釣り道具屋のお下がりの半端な釣り竿用竹を敷き詰めてあった


小さな箱庭の閑静な竹細工の床に見えるけど竹は固定していない


柵を乗り越えたとたん竹に足を捕られてスッテンコロリン


もしくは20センチ深さの土間にドブはまり状態で運が悪けりゃ捻挫??


『裏口は開かないことを確認した泥棒は裏の窓から入ろうとするだろう』


そこで


そのままにしておいた




泥棒の痕跡


第二夜の明け方5時半頃




犬ともがかなり長い時間けたたましく吠え続けた(向かいの奥さんの証言)


柵に泥で残った運動靴の足跡


敷き詰め直された竹と直しきれなくて残った竹が3本脇に放ってあった


侵入失敗




〈第三夜〉


Eiji-chanの好防


『泥棒は(ainoに)入ったのがバレてることが分かってない』


そこで


裏の窓と柵の前には工事用の長板を沢山立てかけて侵入を防ぎ


内側に厳重な鍵をかけた裏口の引き戸に再び外側からつっかえ棒をして


そのつっかえ棒を外すと頭にあたるとタンコブができる程度の木切れを仕掛け


木切れが外れると泥棒宛に書かれた手紙がハラリと落ちてくるよう細工した




表書き「泥棒さんへ」の文面


泥棒さんへ


烏骨鶏、高く売れましたか?


既に警察に通報済み


日夜パトロールが廻ってますよ


犬も訓練済みです


お気をつけて!!




泥棒の痕跡


第三夜の夜中の3時頃




犬ともがかなり長い時間けたたましく吠えた(向かいの奥さんの証言)


木切れが直してあったけどもともとの仕掛けよりかなり食い込みが深く直してあった


手紙が引き戸の足元の地面に落ちていた


侵入失敗


ホンマ


「笑わしおんなぁ」


ainoでホームアローンだなんて


(クリスマス休暇旅行の家族にオイテケボリされた男の子がたったひとりアノテコノテで泥棒を撃退する映画のお話)




おかげで


無防備だったaino泥棒対策は味をしめたEiji-chanの手で日々強化されている


犬どもは夜は神経をピリピリさせて番犬をサボらなくなった模様


(昼間散歩以外は身を寄せ合って死んだように寝てる)




しかも


毎晩パトカーがパトロールに来てくれてポストにパトロールカードを投函していく


パトロールカードにはよく分からなかった警察の第一義が書いてあるみたいだ


「安心して暮らせる町 それが私達の願いです」


皮肉ってばかりいるのもなんだからたまには素直に感謝してみよう


「ありがとう、おまわりさん」


パトカーを見かけたのか


手紙を読んだのか


あるいはその両方なのか


あれ以来泥棒がainoに訪れた痕跡は視うけられない



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