子供の喜ぶカタカナ料理
そういえば
奥-chanは”たった一つの後悔”という題名で小説を書いたことがある
19歳の時だったと思う
よくは覚えてない
順風満帆だったはずの少女が貧乏で意地悪なおばさん宅に預けられる
突然の事故で両親を失った
か
父親の経営する会社が倒産に追い込まれるだったか????
前向きに生きるのに過去を振り返って嘆いてなんかいられない
幸不幸の思い出の全てを消し去ろう
けど
他愛ない後悔を一つだけ選んでそれを拠り所としよう
つまり
「本能的には自分という存在が失われることを拒否する」ことを書きたかったのだと思う
過去を消し去ることで自分という存在が失われる
思い出を振り返っていたら悲しくて生きていけない
なら
”他愛ない後悔を一つだけ”
それを選んで拠り所としよう
巧く書けなかったのか最後まで書かなかったのか記憶が無い
奥-chanの”離乳食に関する後悔”は当初は”他愛ない後悔”の一つだった
これ[カボチャのカレー煮]
去年 ボロ家周辺に平飼いの鶏に種をあげたのが勝手に発芽して実が生ったカボチャ
+
国産の黒豚のバラ肉
+
我が家庭菜園の青ネギ
を
おばんざい風に炊いても絶対食べないチビッコ息子の為にカレー味で仕上げたもの
肉じゃがの豚カボチャカレー味版と思っていただいていい
無農薬無添加とれたてホッコリこっくりカボチャ
美味しそうでしょう?!
実に巧かったんです
が
チビッコ息子曰く「カボチャ嫌い、カボチャはコロッケしか食べない」
トホホッ
母は土山図書館にある「子供の喜ぶ〇〇レシピ」関係の料理本は全て網羅したんだぞ
幕内秀夫著「粗食のすすめ」なんかいたく感動したんだぞ
ゴマ、豆、玄米、ヒエ、粟、アマランサスも取り寄せたんだぞ
ほんでもって
なるべく手抜きで手間はかからないのに旨い
且つ
健康に良くて喜んで食べてくれそうな料理は片っ端から挑戦した
けど
チビッコ息子の「アレ食べない」「コレ食べない」攻撃は日々拡大
”他愛ない後悔”だったはずの”離乳食に関する後悔”は
チビッコ息子の暴飲暴食ぶりを嘆くうちに
とうとう
非常なるたった一つの後悔に変貌した
しかし
「非常なるたった一つの後悔」など拠り所にしている場合ではない
過去を嘆いてるうちに我が子はどんどん大きくなる
前向きに生きるのに過去を振り返って嘆いてなんかいられない
で
気がついた
カレー、コロッケ、スパゲッティー、グラタン、何故かキムチ(やっぱキムチ屋の子)
『奴はカタカナ料理しか食わない』
冪C
も一つおまけに気がついた
問い「子供の喜ぶ〇〇レシピ」関係の料理をチビッコ息子が食べないのは何故か???」
ヒント「離乳食を沢山食べて大きく育っている上の息子はとっても喜んで良く食べる」
答え「チビッコ息子は一度も離乳食を食わずして大きくなったから」
オヤッ、
料理の本は料理研究家がつくる(当たり前だわ)
料理研究家たるもの自分の子供に離乳食をつくらないはずがない(当然だわ)
離乳食で育った子供は「子供の喜ぶ〇〇レシピ」関係の料理を好む(納得だわ)
一度も離乳食を食わずして大きくなった子供の喜ぶ〇〇レシピ関係の本は無いわ
で
奥-chan「非常なるたった一つの後悔」をバネに
「子供の喜ぶカタカナ料理」のコーナーを新設します
気まぐれ更新で〜す
写真が上手に撮れたらアップしてレシピ掲載しま〜す
”モシカシテ手抜き料理大好き”なのでお手軽で好き嫌いの多い子供でも喜ぶもの
且つ
健康に育ってくれることを留意したもの
オーガニック無添加無農薬は大好きだけど コダワリません
なにより
食べないより食べる方がいいに決まってる
では手始めにちょいと一発
[ドッカンバーグ゙]
※奥-chan料理はいつもアバウトです・分量等は目安にすぎません
<材料> 4人分
@合挽ミンチ肉 約300g
Aタマネギ 大一個
Bちぎったパンもしくはパン粉 約1カップ
C牛乳 パンひたひた分(ひたひた=材料がかぶるくらいの量)
D卵 一個
Eゴマ(白でも黒でも炒りでも摺りでも) 約大さじ2杯
{調味料}
塩 少々
コショー 少々
ナツメグ あれば少々
バター 適宜
{ソース}
水 約半カップ
トマトケチャップ 約大さじ2杯
ソース(ウスターでもトンカツでも)約大さじ2杯
醤油 約大さじ2杯
酒(赤ワインでも白ワインでも) 約大さじ2杯
砂糖 約大さじ2杯
片栗粉 少々
{付け合わせ}
芋(ジャガイモでもサツマイモでも) 大2個
<作り方>
@パンを牛乳に浸す
Aタマネギをフードプロセッサーでガッーと回してみじん切りにする
Bボールにミンチ肉、卵、ゴマ、A、調味料を入れて手でこねる
(フードプロセッサーの容量が大きければBはフードプロセッサーで可・モチロンその方が楽)
CBに@を加えてサックリと混ぜる
(水分が多ければパン粉か薄力粉を加えて調節・チョット柔らかすぎぐらいが美味しい)
D油をひいた天板にCをドッカンとあけて形を整える
E洗って皮付きのまま一口大に切った付け合わせの芋をDの回りの空いた所に載せる
F上に適当にバターを散らす
G180℃オーブンで30〜35分焼く
(竹串をさして透明な汁ならOK・濁ってたらもう少し焼いて下さい)
<ソース>
@焼き上がりを見計らって片栗粉以外の調味料を小フライパンか小鍋に入れて火にかける
A沸騰したら弱火でしばらく煮詰める
BAに片栗粉を水で溶いたものを少々加えて夕立のような音がしたら、かけて召し上がれ
<おいしいコツ>
作り方Cを混ぜ合わす時はこねずにサックリ、すると堅くならずに中がジューシィーになります
以前フライパンで同じものをハンバーグとして焼いてた
けど
この方がはるかにラクチン!
付け合わせも一緒で得した気分!
是非お試しあれ!
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